(1)砂防えん堤(砂防ダム)
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▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲ 問題 ▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲
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問1 一般
………………
a, 砂防えん堤は、洪水の防止や調節などを主な目的とした高さ15m未満の
構造物であるのか? (h26)
………………
b, ウォータークッションは、落下する水のエネルギーを拡散・減勢させる
ために、本えん堤と副えん堤との間にできる水を湛えたプールをいうの
か? (h26)
………………
c, 砂礫層上に施工する砂防えん堤の施工順序は、側壁護岸、副えん堤を施
工し、最後に本えん堤と水叩きを同時に施工するのか? (h26)
………………
d, 堤体下流の法勾配は、越流土砂による損傷を受けないようにするため
に、一般に1:2より緩やかにする必要があるのか? (h26)
………………
e, 重力式コンクリート砂防えん堤の標準的な構造に関する次の説明の
(イ)、(ロ)、(ハ)について、それぞれの名称の組合せのうち、適当
なものはどれか? (h25)
[説明文]
(イ)水や土砂を安全に越流させるために設けられ、一般的にその形状は
逆台形である。
(ロ)本堤を越流した落下水による、えん堤下流部の洗掘を防止するため
に設けられる。
(ハ)施工中の流水の切替えや堆砂後の浸透水を抜いて、水圧を軽減する
ために設けられる。
(イ) (ロ) (ハ)
(1) 袖 前庭保護工 ウォータークッション
(2) 水通し 前庭保護工 水抜き
(3) 水通し 袖 ウォータークッション
(4) 袖 水通し 水抜き
………………
f, 砂礫上に建設する砂防えん堤の場合は、施工中の洗掘防止をはかるため
砂防えん堤の施工順序は副えん堤を最初に施工し、次に本えん堤を施工
するのか? (h23)
………………
g, 本えん堤と前庭保護工の副えん堤との間にできるウォータークッション
は、本えん堤から落下する水のエネルギーを拡散・減勢するものである
のか? (h23)
………………
h, 砂防えん堤は、渓床の勾配を急にして、流出する砂礫を速やかに流下さ
せるための構造物であるのか? (h22)
………………
i, 堤体基礎部が岩盤の場合は、基礎の根入れをしないのが原則であるの
か? (h22)
………………
j, 水抜きは、流出土砂を下流にできるだけ速やかに流下させるために設け
られるのか? (h22)
………………
k, 本えん堤の基礎の根入れ部は、基礎地盤が岩盤の場合は1m以上とするの
か? (h21)
………………
l, 砂防えん堤に設ける水抜きは、施工中の流水の切り替えを目的として施
工するので、えん堤本体を完成させた後に閉塞することを原則とするの
か? (h20)
………………
m, 砂防えん堤の堤体下流の法勾配は、できるだけゆるやかにすることが原
則であり、一般に1:0.5程度とするのか? (h20)
………………
n, 水抜きは、おもに施工中の流水の切替えや堆砂後の浸透水を抜いて水圧
を軽減するために、必要に応じて設けられるのか? (h27,24,18)
………………
o, 重力式コンクリートえん堤の堤体下流の法勾配は、一般に1:0.2程度と
しているのか? (h17)
………………
p, 河床構成材料が砂混じり砂利の場合、天端幅は一般に3.0〜4.0mとしてい
るのか? (h16)
………………
q, 越流部断面の下流側法勾配は、1:0.2を標準としているのか? (h15)
………………
r, 天端幅は、流出土砂等の衝撃や磨耗に耐え得る幅とするのか? (h15)
………………
s, ダム基礎が砂礫基礎の場合は、荷重の軽減を図るためアーチ式コンクリ
ートダムとするのか? (h13)
………………
t, 水抜き暗きょは、施工中の流水の切替や堆積後の水圧を軽減するために
必要に応じて設けるのか? (h12)
………………………………
問2 水通し
………………
a, 水通しは、一般に矩形断面とし、洪水流量を正確に観測できるようにす
るのか? (h27)
………………
b, 水通しは、砂防えん堤の上流側からの水を越流させるために設けるの
か? (h24)
………………
c, 砂防えん堤の水通しは、一般に逆台形で対象流量を越流させるのに十分
な大きさとするのか? (h23)
………………
d, 水通しの断面は、一般に逆台形で、流量を越流させるのに十分な大きさ
とするのか? (h20,18)
………………
e, 本堤の水通しは、基礎と両岸の地質が対称であれば、堤体の中央部に設
けることが基本であるのか? (h17)
………………
f, 水通しの中心の位置は、原則として現河床の中央とするのか? (h16)
………………
g, 水通し幅は、流水によるダム下流部の洗掘を防止するために、できる限
り狭くするのか? (h15)
………………
h, 水通し断面は、原則として台形とするのか? (h15)
………………
i, 両岸の一方が岩盤、他方が砂礫層の場合、水通しの位置は砂礫層側に寄
せて施工するのか? (h12)
………………………………
問3 袖
………………
a, 袖は、洪水を越流させないようにし、両側に向かって上りこう配とする
のか? (h27)
………………
b, 砂防えん堤の袖は、洪水を越流させないようにし、また、土石などの流
下による衝撃に対して強固な構造とするのか? (h24,23)
………………
c, 砂防えん堤の袖の勾配は、洪水が万一越流しても流水が両岸に向かわな
いように、原則として水平とするのか? (h21,20)
………………
d, ダムの袖は、洪水を越流させないことを原則としているのか? (h16)
………………
e, 袖天端の幅は、水通し天端幅以上とし、構造上の安全性も考慮して定め
るのか? (h13)
………………
f, 袖は、洪水を越流させないように両岸に向かって上りこう配とするの
か? (h17,12)
………………………………
問4 垂直壁
………………
a, 副ダムを設けない場合、水叩き下流端に垂直壁を設けるのか? (h16)
………………
b, 垂直壁の水通し天端高は、現河床面と同じか、又は低くし、水叩き末端
の高さに合わせるのか? (h13)
………………………………
問5 側壁護岸
………………
a, 側壁護岸は、越流部から落下する水が左右ののり面を浸食するおそれが
あるとき、必要に応じて設けるのか? (h12)
………………………………
問6 砂防えん堤(砂防ダム)のコンクリート打設
………………
a, 砂防えん堤(コンクリート砂防ダム)の一般的な施工順序は?
(h21,20,19,18,10,7)
………………………………
問7 護床工・前庭保護工
………………
a, 水たたきは、落下水の衝撃を緩和し、洗掘を防止するために前庭部に設
けるのか? (h27)
………………
b, 前庭保護工は、土砂が砂防えん堤を越流しないようにするため、えん堤
の上流側に設けるのか? (h24)
………………
c, 前庭保護工は、えん堤を越流した落下水によるえん堤下流部の洗掘を防
止し、えん堤が破壊されないように設けられる構造物であるのか?
(h22)
………………
d, 前庭保護工は、本えん堤越流水による洗掘を防止するため、副えん堤下
流部に設けられるコンクリート構造物であるのか? (h18)
………………
e, 護床工は、本ダムと副ダムの間に設置されるものであり、河床の洗掘を
防止しうる構造とするのか? (h13)
………………
f, 前庭保護工は、本堤下流部の洗掘を防止し、本堤が破壊されないように
設ける構造物であるのか? (h17)
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▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲ 解答 ▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲
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問1
………………
a, × 砂防えん堤の目的は渓岸・渓床の浸食防止、流下土砂の調節、土石
流の捕捉及び減勢、流木の捕捉であり、洪水の防止や調節は含まれ
ない。
………………
b, ○
………………
c, × 本えん堤下部→副えん堤→側壁護岸→水叩き→本えん堤上部の順で
ある。
………………
d, × 「1:2より緩やか」ではなく、「1:0.2を標準とする」である。
………………
e, (2)
………………
f, × 本えん堤下部→副えん堤→側壁護岸→水叩き→本えん堤上部の順で
ある。
………………
g, ○
………………
h, × 砂防えん堤は、大雨が降ったときなどに上流から流れ下ってくる土
砂を一時的に溜めて、そのあと何年もかけて、少しずつ下流に流す
ための構造物である。
………………
i, × 岩盤の場合でも1m以上根入れをする。
………………
j, × 水抜きは、おもに施工中の流水の切替えや堆砂後の浸透水を抜いて
水圧を軽減するために、必要に応じて設けられる。
………………
k, ○
………………
l, × 閉塞させない。
………………
m, × 1:0.5ではなく、1:0.2である。
………………
n, ○
………………
o, ○
………………
p, × 天端幅は玉石や転石の場合3.0〜4.0mであるが、砂混じり砂利や玉石
混じり砂利の場合は、1.5〜2.5mである。
………………
q, ○
………………
r, ○
………………
s, × ダム基礎が砂礫基礎の場合は、重力式コンクリートダムを選定する
のが普通である。また、アーチ式コンクリートダムの基礎は、良質
堅硬な岩盤でなければならない。
………………
t, ○
………………………………
問2
………………
a, × 「矩形」ではなく、「台形」である。
………………
b, ○
………………
c, ○
………………
d, ○
………………
e, ○
………………
f, ○
………………
g, × 水通し幅は、流水によるダム下流部の洗掘を防止するために、側面
浸食による著しい支障を及ぼさない範囲において、できる限り広く
する。
………………
h, ○
………………
i, × 両岸の一方が岩盤、他方が砂礫層の場合、水通しの位置は岩盤側に
寄せて施工する。
………………………………
問3
………………
a, ○
………………
b, ○
………………
c, × 水平ではなく、両岸に向かって上りこう配とする。
………………
d, ○
………………
e, × 袖天端の幅は、水通し天端幅以下とし、構造上の安全性も考慮して
定める。
………………
f, ○
………………………………
問4
………………
a, ○
………………
b, ○
………………………………
問5
………………
a, ○
………………………………
問6
………………
a, 本えん堤基礎部(本ダム基礎部) →副えん堤(副ダム) →側壁護岸
→水叩き →本えん堤上部(本ダム残部)
………………………………
問7
………………
a, ○
………………
b, × 前庭保護工は、砂防えん堤の下流に、洗掘による砂防えん堤本体の
破壊を防止するために設ける。
………………
c, ○
………………
d, × 前庭保護工は、本えん堤から落下する水や礫から、基礎地盤を保護
するための施設で、本えん堤下流の水叩き・側壁護岸・垂直壁また
は副ダムのことをいう。
………………
e, × 護床工は、副ダム(垂直壁)の下流の河床の洗掘を防止しうる構造
とする。
………………
f, ○
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