(2)コンクリートの配合等
…………………………………………………………………………………………
▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲ 問題 ▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲
…………………………………………………………………………………………
問1 アルカリ骨材反応の抑制対策
………………
a, 高炉セメントB種(高炉スラグの分量40%以上)もしくはC種、フライ
アッシュセメントB種(フライアッシュの分量15%以上)もしくはC種
の使用は、アルカリ骨材反応の抑制対策の一つになるのか? (h16)
………………
b, 骨材のアルカリシリカ反応性試験(化学法・モルタルバー法)で無害と
確認された骨材を使用するのか? (h18,16)
………………
c, コンクリート1m3中に含まれるアルカリ総量をNa2O換算で3.0kg以下
に抑えるのか? (h12)
………………
d, JIS R 5211(高炉セメント)に規定された高炉セメントB種を使用する
のか? (h12)
………………
e, JIS R 5210(ポルトランドセメント)規定された高アルカリ形セメント
を使用するのか? (h12)
………………………………
問2 スランプ試験
………………
a, スランプは、下図(平成26年度の問題参照)に示す締固め作業高さが高
いほど大きくするのか? (h26)
………………
b, 練上がり時のコンクリートの目標スランプは、打込みの最小スランプに
対し、コンクリートの運搬や時間経過に伴うスランプの低下を考慮する
のか? (h26)
………………
c, スランプは、運搬、打込み、締固めなどの作業に適する範囲内で、でき
るだけ大きくするのか? (h26)
………………
d, スランプは、コンクリート単位体積当たりの鋼材量が多くなるほど大き
くするのか? (h26)
………………
e, スランプコーンにコンクリートを詰めるには、ほぼ等しい量の試料を3層
に分けて詰め、各層ごとに突き棒で25回一様に突くのか? (h16)
………………
f, スランプコーンにコンクリートを詰め始めてから、スランプコーンの引
き上げを終了するまでの時間は、5分以上とするのか? (h16)
………………
g, スランプコーンを引き上げた結果、コンクリートがスランプコーンの中
心軸に対して偏ったり、崩れたりして形が不均衡になった場合は、別の
試料によって再試験を行うのか? (h16)
………………
h, コンクリートをスランプコーンに詰める前には、スランプコーンの内面
と平板の上面をあらかじめ湿布などで拭いておくのか? (h16)
………………
i, レディーミクストコンクリートの現場搬入時のスランプ試験において、
スランプの値は、コンクリートのどこを測定するのか? (h13,h11)
………………………………
問3 配合設計
………………
a, AEコンクリートは、微細な空気泡による所要の空気量を確保することに
より耐凍害性の改善効果が期待できるのか? (h28)
………………
b, 細骨材率は、骨材全体の体積の中に占める細骨材の体積の割合で、所要
のワーカビリティ―が得られる範囲内で単位水量ができるだけ小さくな
るように設定するのか? (h28)
………………
c, 水セメント比は、その値が小さくなるほど、強度、耐久性、水密性は高
くなるが、その値をあまり小さくすると単位セメント量が大きくなり水
和熱や自己収縮が増大するのか? (h28)
………………
d, 単位水量は、作業ができる範囲内でできるだけ小さくなるようにし、単
位水量が大きくなると材料分離抵抗性が低下するとともに乾燥収縮が減
少するのか? (h28)
………………
e, スランプの設定は、ワーカビリティーが満足される範囲内でできるだけ
打込みのスランプを小さくすることが基本であるのか? (h27)
………………
f, 単位水量や単位セメント量を小さくし経済的なコンクリートにするには、
一般に粗骨材の最大寸法を小さくするほうが有利であるのか? (h27)
………………
g, 細骨材率は、所要のワーカビリティーが得られる範囲内で、単位水量が
できるだけ大きくなるように、試験によって定めるのか? (h27)
………………
h, 打込みの最小スランプは、打込み時に円滑かつ密実に型枠内に打ち込む
ために必要な最小のスランプで、鋼材量や鋼材の最小あきなどの配筋条
件や施工条件などにより決定されるのか? (h25)
………………
i, スランプ8cm程度のコンクリートを作る場合、粗骨材最大寸法が小さい
ほど細骨材率を小さくするのか? (h25)
………………
j, 単位水量は、その値が大きくなると材料分離抵抗性の低下、乾燥収縮の
増加、コンクリートの品質低下につながるので、作業ができる範囲内で
できるだけ小さくなるようにするのか? (h25)
………………
k, 水セメント比は、強度、耐久性、水密性、ひび割れ抵抗性、及び鋼材を
保護する性能を考慮してこれらから定まる水セメント比のうちで最も小
さい値とするのか? (h25)
………………
l, コンクリートの設計基準強度は、配合強度を下回る確立が5%以下にな
るよう定めるとよいのか? (h24)
………………
m, 水セメント比は、コンクリートに要求される強度、耐久性、水密性、
を考慮して、これらから定まる値のうち最大の値を設定するとよいのか?
(h27,24)
………………
n, エントレインドエアは、ワーカビリティの改善にも寄与し、空気量が増
すほどコンクリート強度は大きくなるので、できるだけ大きく設定する
とよいのか? (h24)
………………
o, 所要の圧縮強度を満足するよう配合設計する場合は、セメント水比と圧
縮強度との関係がある程度の範囲内で直線的になることを利用するとよ
いのか? (h24)
………………
p, 水セメント比の設定において、コンクリートに要求される耐久性を満足
するため、強度から定まる水セメント比よりも小さい値を設定した場合
はよいか? (h23)
………………
q, コンクリートの品質のバラツキを考慮して、配合強度を割り増して設計
基準強度を定めた場合はよいか? (h23)
………………
r, 粗骨材の最大寸法が40mmの場合と20mmの場合を比較すると、40mmの方が
単位水量は大きくなる傾向にあると判断した場合はよいか? (h23)
………………
s, コンクリートの練上りの目標スランプの設定において、打込みまでの運
搬にかかわるスランプの低下を考慮してはならないと判断した場合はよ
いか? (h23)
………………
t, 同一な配合条件における単位水量は、粗骨材の最大寸法が20mmの場合と
40mmの場合を比べると、一般に、40mmの場合の方が少なくなるのか?
(h21)
……………
u, 水セメント比が同じでAEコンクリートとそうでないコンクリートを比較
した場合、AEコンクリートの方が凍結融解作用に対する抵抗性ならびに
圧縮強度とも大きくなるのか? (h21)
……………
v, 細骨材率は、コンクリート中に含まれる全骨材質量に対する細骨材の質
量の比を示したものであるのか? (h21)
……………
w, 水セメント比は、強度と耐久性及び水密性から必要とされる水とセメン
トの質量比のうち、最も大きい値とするのか? (h21)
……………
x, 粒度の良い骨材を用いると、コンクリートに必要な単位水量を少なくす
ることができ、一般に良質なコンクリートを経済的につくることができ
るのか? (h15)
………………
y, コンクリートの示方配合の単位水量は、骨材が絶乾状態にあるものとし
て設定し、実際の水の計量にあたっては骨材の吸水率あるいは粗粒率の
変化に応じて、水量及び細骨材率を調節するのか? (h15)
………………
z, 細骨材率を小さくするほど経済的なコンクリートが得られるが、過度に
小さくするとコンクリートが荒々しくなり、ワーカビリティーを損なう
ようになるのか? (h15)
………………………………
問4 乾燥収縮
………………
a, 骨材に付着している粘土の量が多い場合には、コンクリートの単位水量
が増加し乾燥収縮は大きくなるのか? (h24)
………………
b, 骨材に付着している粘土の量が多い場合には、コンクリートの単位水量
が増加して、乾燥収縮によるひび割れが発生しやすくなるのか? (h18)
………………
c, AEコンクリートにおいて単位水量が同じ場合、空気量が多いほど、乾
燥収縮は小さいのか? (h24,18)
………………
d, 一般に最大寸法の大きい粗骨材を用いれば、所要のワーカビリティーを
得るために必要な単位水量を少なくでき、水和熱や乾燥収縮を低減でき
るのか? (h24,18)
………………
e, 水セメント比が同じ場合、単位水量が多いほど乾燥収縮は大きいのか?
(h24,18)
………………………………
問5 ひび割れ
………………
a, 温度ひび割れを防止するためには、単位セメント量をできるだけ少なく
するのがよいのか? (h22)
………………
b, 沈下ひび割れを防止するためには、単位水量の少ない配合とすることが
有効であるのか? (h22)
………………
c, 自己収縮ひずみは、水セメント比の大きい範囲で大きくなるので、低強
度コンクリートにおいて自己収縮ひずみによるひび割れに注意が必要で
あるのか? (h22)
………………
d, ブリーディングの少ない高強度コンクリートでは、プラスティック収縮
ひび割れを防止するため、打込み後の水分逸散防止に心がけるのがよい
のか? (h22)
………………
e, 下図(平成21年度の問題参照)の「図ーa」、「図ーb」は、コンクリ
ートに発生したひび割れ状況を示したものである。それぞれのひび割れ
の原因の組合せとして、適当なものはどれか? (h21)
……………
f, コンクリートの「ひび割れの要因」と、その「状況」との組合せとし
て、次のうち適当でないものはどれか? (h19)
「ひび割れの原因」 「状況」
(1)乾燥収縮………………硬化直後に不十分な養生部分に生じたひび割れ
(2)中性化・塩害…………硬化後にかぶり不足の鉄筋に沿って生じたひび
割れ
(3)アルカリ骨材反応……硬化後に常に乾燥していた部位に生じたひび割
れ
(4)沈みひび割れ…………硬化前にセパレータ上縁に生じたひび割れ
………………………………
問6 耐久性
………………
a, 打込み直後に凍害を受けたコンクリートは、その後養生を行っても、初
期凍害を受けなかったものと比べ耐久性に劣ったものとなるのか?
(h20)
………………
b, 練混ぜ時の塩化物イオン量は、特に耐久性が要求される構造物では、
0.3kg/m3以下とするのか? (h20)
………………
c, アルカリ骨材反応を抑制するには、できるだけ単位セメント量を大きく
することが効果的であるのか? (h20)
………………
d, 火災により500度以上に加熱されたコンクリートにおいては、強度が
低下し、また、弾性係数の低下は強度の低下以上に著しいのか? (h20)
………………
e, コンクリートの耐久性は、その水密性が向上するほど、低下する傾向が
あるのか? (h18)
………………
f, コンクリートの凍害は、硬化の初期段階における練混ぜ水の凍結による
もので、硬化したコンクリートでは起らないのか? (h18)
………………
g, コンクリートの中性化は、コンクリート中の水酸化カルシウムが、空気
中の二酸化炭素と化合し、炭酸カルシウムに変化する現象であるのか?
(h18)
………………
h, コンクリートは、酸類には侵食されるが、塩類には侵食されないのか?
(h18)
…………………………
問7 中性化
……………
a, 塩害を受ける環境にあるコンクリート構造物では、通常の環境条件より
も中性化残りは小さく設定しておいたほうがよいのか? (h22)
………………
b, 中性化深さの照査は、一般的に供用期間(年)の平方根に比例すると考
えて行うのか? (h22)
………………
c, 中性化の進行は、コンクリートが十分湿潤状態であるほうが速いのか?
(h22)
………………
d, 無筋コンクリート構造物で用心鉄筋が配置されない構造物であっても、
中性化によって構造物の性能が損なわれるおそれがあるのか? (h22)
………………
e, 配合条件が同じコンクリートを比較すると、一般に、屋外のコンクリー
トのほうが、屋内のコンクリートよりも、中性化速度は小さい。 (h20)
……………
f, 同一の単位セメント量のコンクリートでは、単位水量の多いコンクリー
トのほうが中性化速度は大きい。 (h20)
……………
g,コンクリートにフェノールフタレイン1%溶液を噴霧し、紅色に発色しな
い箇所が、中性化した部分であると判断できる。 (h20)
……………
h, 同一の水セメント比のコンクリートでは、混合セメントを用いたほう
が、普通ポルトランドセメントを用いるよりも、中性化速度は小さい。
(h20)
………………………………
問8 コンクリートの品質
………………
a, コンクリート構造物の水密性を確保するためには、ポーラスコンクリー
トを用い用心鉄筋の配置や膨張材を使用し鉛直打継目には止水板を設け
るのか? (h26)
………………
b, 長期的に凍結融解作用を受けるような寒冷地のAEコンクリートは、所要
の強度を満足することを確認の上で6%程度の空気量を確保するとよいの
か? (h26)
………………
c, 練混ぜ時にコンクリート中に含まれる塩化物イオンの総量は、原則とし
てコンクリート内部の鋼材を腐食から保護するのか? (h26)
………………
d, 許容打重ね時間間隔は、下層のコンクリートの打込み終了から上層のコ
ンクリート打込み開始までの時間で、外気温が25度を超えるときは2.0
時間を標準としているのか? (h26)
………………………………
問9 その他
………………
a, コンクリートの透水係数は、コンクリート中の水分浸透のしやすさを表
す指標であり、水セメント比の増加とともに指数関数的に著しく増加す
るのか? (h27)
………………
b, コンクリートの材料分離抵抗性は、一定以上の単位セメント量あるいは
単位紛体量の確保や細骨材量を適切に設定することによって確保される
のか? (h27)
………………
c, まだ固まらないコンクリートのプラスティック収縮ひび割れは、ブリー
ディング水の上昇速度に比べてコンクリート表面からの水分の蒸発量が
大きい場合に生じるおそれがあるのか? (h27)
………………
d, コンクリートの凝結時間は、混和剤によってある程度制御することが可
能であり、一般的に暑中コンクリートでは促進形の混和剤を用いるのか?
(h27)
…………………………………………………………………………………………
▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲ 解答 ▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲
…………………………………………………………………………………………
問1
………………
a, ○
………………
b, ○
………………
c, ○
………………
d, ○
………………
e, × JIS R 5210(ポルトランドセメント)規定された低アルカリ形セメ
ントを使用する
………………………………
問2
………………
a, ○
………………
b, ○
………………
c, × 「大きく」ではなく、「小さく」である。
………………
d, ○
………………
e, ○
………………
f, × スランプコーンに詰めたコンクリートの上面をスランプコーンの上
端に合わせてならした後、直ちにスランプコーンを静かに引き上げ
る。
………………
g, ○
………………
h, ○
………………
i, スランプの値は、コンクリートの中央部において下がりを測る。
………………………………
問3
………………
a, ○
………………
b, ○
………………
c, ○
………………
d, × 「乾燥収縮が減少」ではなく、「乾燥収縮が増加」である。
………………
e, ○
………………
f, × 「粗骨材の最大寸法を小さく」ではなく、「粗骨材の最大寸歩を大き
く」である。
………………
g, × 「大きく」ではなく、「小さく」である。
………………
h, ○
………………
i, × 「細骨材率を小さく」ではなく、「細骨材率を大きく」である。
………………
j, ○
………………
k, ○
………………
l, × 「設計基準強度」と「配合強度」の名前が逆である。
………………
m, × 「最大の値」ではなく、「最小の値」である。
………………
n, × 空気量が増すほどコンクリート強度は小さくなるので、適正な空気
量とする。
………………
o, ○
………………
p, ○
………………
q, × 設計基準強度を割り増しして配合強度を定める。
………………
r, × 40mmの方が単位水量は小さくなる傾向になる。
………………
s, × スランプの低下を考慮する。
………………
t, ○
………………
u, × AEコンクリートの方が凍結融解作用に対する抵抗性は大きくなる
が、圧縮強度は減少する。
………………
v, × 「質量の比」ではなく、「絶対容積の比」である。
………………
w, × 「大きい値」ではなく、「小さい値」である。
………………
x, ○
………………
y, × コンクリートの示方配合の単位水量は、骨材が絶乾状態ではなく、
表乾状態にあるものとして設定する。
………………
z, ○
………………………………
問4
………………
a, ○
………………
b, ○
………………
c, × 乾燥収縮は大きい
………………
d, ○
………………
e, ○
………………………………
問5
………………
a, ○
………………
b, ○
………………
c, × 水セメント比が小さいほど、自己収縮ひずみは大きくなる。
………………
d, ○
………………
e, 平成21年度問題解答参照
……………
f, (3) 設問は、乾燥収縮の状況説明である。
…………………………
問6
……………
a, ○
………………
b, ○
………………
c, × 単位セメント量を小さくする。
………………
d, ○
………………
e, × 耐久性は、水密性が向上するほど増加する。
………………
f, × 凍害は、硬化したコンクリート中の水分が凍結することをいう。
………………
g, ○
………………
h, × 塩類は、コンクリート中の鋼材が腐食される。
…………………………
問7
……………
a, × 中性化残り(かぶりと中性化深さの差)は、大きく設定しておく。
………………
b, ○
………………
c, × 湿潤状態より乾燥状態の方が、一般に中性化の進行は早い。
………………
d, × おそれはない。
………………
e, ○
……………
f, ○
……………
g, ○
……………
h, × 混合セメントを用いたほうが、普通ポルトランドセメントを用いる
よりも、中性化速度は大きい。
………………………………
問8
………………
a, × ポーラスコンクリートは、多孔質のコンクリートである。
………………
b, ○
………………
c, ○
………………
d, ○
………………………………
問9
………………
a, ○
………………
b, ○
………………
c, ○
………………
d, × 「促進形」ではなく、「遅延形」である。
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