(5)養生



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▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲ 問題 ▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲
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 問1 養生期間
………………
 a, 日平均気温5度以上10度未満の場合での通常のコンクリート工事における
  湿潤養生期間は、普通ポルトランドセメント使用時で9日、混合セメント
  B種使用時で12日を標準とするのか? (h27)

………………
 b, 日平均気温が15度以上の場合、普通ポルトランドセメントを用いたコン
  クリートの湿潤養生期間は5日を標準とするのか? (h23)

………………
 c, 日平均気温が4度以下の寒中コンクリートにおいては、構造物の露出状
  態が連続、あるいはしばしば水で飽和される場合には、普通の露出状態
  の場合よりも養生期間は短く設定できるのか? (h23)

………………
 d, 混合セメントB種を用いたコンクリートの湿潤養生期間は、普通ポルト
  ランドセメントを用いた場合よりも長く設定するのが標準であるのか?
   (h28,25,23)

………………
 e, コンクリートの表面が海水、アルカリや酸性の土又は水などの侵食作用
  を受ける場合には、通常の場合よりも養生期間を延ばすことが望ましい
    のか? (h23)

………………
 f, 型枠及び支保工の取外しに必要な圧縮強度が早期に得られた場合でも、
    定められた標準的な湿潤養生期間を保つ必要があるのか? (h21)

………………
 g, 海水、アルカリや酸性の水などの侵食作用を受ける場合には、普通の場
    合よりも養生期間を延ばす必要があるのか? (h21)

………………
 h, 日平均気温が15度以上で高炉セメントB種を用いたコンクリートの湿潤
    養生期間は、7日とするのが標準であるのか? (h21)

………………
 i, 普通ポルトランドセメントを使用した暑中コンクリートの養生は、打込
    み後直ちに養生を開始し、湿潤状態を少なくとも5日間以上保つのか?
    (h20)

………………
 j, コンクリートがアルカリ性や酸性の土又は水等の浸食作用を受ける場合
     には、コンクリートを十分硬化させるため、普通の場合よりも湿潤養生
     期間を長くとるのか? (h17,16)

………………
 k, コンクリート打込み後湿潤状態に保つ期間は、一般に、日平均気温が15
     度以上で、普通ポルトランドセメントの場合5日、混合セメントB種を
     用いる場合7日を標準とするのか? (h16,h11)

………………
 l, 水密コンクリートは、水に接した使用状態になるため、一般の場合より
    も湿潤養生期間を短くすることができるのか? (h12)

………………
 m, 一般に、供用時に海水、アルカリや酸性の土または水等の浸食作用を受
    ける構造物では、普通の場合よりも養生期間を延ばす必要があるのか?
    (h10)

………………
 n, 高炉セメントB種を使用する場合は、早強ポルトランドセメントを使用
    する場合よりも長い湿潤養生期間が必要か? (h10)


………………
 o, 海水の作用を受ける部分の養生は、通常の場合よりも養生期間を短くし
    てもよいのか? (h17, 7)



………………………………
問2 膜養生
………………
 a, 膜養生は、養生マット、布等で湿布養生したり、散水したりするなどの
    湿潤養生が困難な場合や、湿潤養生が終わった後さらに長期にわたって
    水分の逸散を防止する場合に用いられるのか? (h16)

………………
 b, 膜養生剤は、コンクリート表面の仕上げの後、水光りが消えたらなるべ
    く早い時期に散布するのがよいのか? (h25,21,13)

………………
 c, 膜養生を行う場合、形成された膜が破損するのを防止するため、所定の
    養生期間中は膜の上から散水することは行ってはならないのか? (h11)


………………………………
問3 寒中コンクリート
………………
 a, 寒中コンクリートの養生では、型枠の取外し直後にコンクリート表面が
  水で飽和される頻度が高い場合の方が低い場合より養生期間が長くなる
    のか? (h28)

………………
 b, 寒中コンクリートでの初期凍害を防止するためには、水でしばしば飽和
  される露出面の方を、普通の露出面よりも、養生期間を長く設定するの
    か? (h25)

………………
 c, 寒中コンクリートで給熱養生を行う場合は、熱効率をよくするためコン
    クリート面は露出乾燥させるのか? (h14)

………………
 d, 寒中コンクリートでは、保温又は給熱養生を行う場合は、常温で施工す
    る場合よりも湿潤養生期間を短くすることができるのか? (h13,h12)

………………
 e, 寒中施工の際、保温養生または給熱養生を終えた後は、乾燥によるひび
    割れを抑制するために、速やかにコンクリート温度を外気温と同じ温度
    に戻すのか? (h11)

………………
 f, 寒中コンクリートの養生は、コンクリートの凍結を防ぐため給熱を行い
    急激に観想させる必要があるのか? (h10)


………………………………
問4 暑中コンクリート
………………
 a, 暑中コンクリートの養生では、打込み終了後直射日光や風により急激に乾
  燥してひび割れを生じることがあるから、露出面が乾燥しないように速や
    かに行うのか? (h28)

………………
 b, 暑中コンクリートでは、一般の場合よりも凝結・硬化が早いため、湿潤
    養生を短くすることができるのか? (h14,h13,h12)

………………
 c, 暑中のマスコンクリートでは、早くコンクリートの温度を下げるために
    冷水による養生を行うとよいのか? (h14)

………………
 d, 暑中コンクリートの養生は、打込み後少なくとも24時間は表面を保護し
    木製型枠等のせき板沿いの乾燥にも十分注意するのか? (h10)



………………………………
問5 マスコンクリート
………………
 a, マスコンクリートの養生では、コンクリート部材内外の温度差が大きく
  ならないようにコンクリート温度をできるだけ緩やかに外気温に近づけ
  るため、断熱性の高い材料で保温するのか? (h28)

………………
 b, 部材あるいは構造物の寸法が大きいマスコンクリートは、部材全体の温
  度降下速度を大きくし、コンクリート温度をできるだけ速やかに外気温
  に近づける配慮が必要であるのか? (h27)

………………
 c, マスコンクリート構造物において、打込み後に実施するパイプクーリン
  グ通水用の水は、0度を目処にできるだけ低温にするのか? (h25)

………………
 d, マスコンクリートに使用するパイプクーリングの通水温度は、コンクリ
     ートのひび割れ発生を防止するためにできるだけ低温にする必要がある
     のか? (h16)


………………………………
問6 その他
………………
 a, 厳しい気象作用を受けるコンクリートは、初期凍害を防止できる強度が
  得られるまでコンクリート温度を5度以上に保ち、さらに2日間は0度以上
  に保つことを標準とするのか? (h27)

………………
 b, 特に気温が高く、また、湿度が低い場合には、コンクリート表面が急激
  に乾燥しひび割れが生じやすいので、散水又は覆いなどによる適切な処
  置を行い、表面の乾燥を抑えることが大切であるのか? (h27)

………………
 c, コンクリートの強度は、湿潤養生すれば長期にわたって増進するが、大
    気中に放置すると十分に増進しないのか? (h19)

………………
 d, 硬化前に凍結したコンクリートは、その後適切な養生をすれば必要な強
    度や水密性、耐久性を確保できるのか? (h19)

………………
 e, セメントの水和反応の進行は、養生温度によって異なり、一般に温度が
    高いほど早く、低いほど遅いのか? (h19)

………………
 f, 型枠の取外し時期は、標準養生を行ったコンクリートの圧縮強度試験の
    結果によって決定するのか? (h17)

………………
 g, 給熱養生を行う場合には、コンクリートが急激に乾燥しないように、散
    水などによって湿潤状態に保つことが必要であるのか? (h17)

………………
 h, せき板が乾燥するおそれのあるときは、せき板に散水して湿潤状態に保
    つことが必要であるのか? (h17)

………………
 i, 材齢28日程度までのコンクリート強度は積算温度(マチュリティー)で
    推定できるのか? (h14)

………………
 j, せき板が存置知されている場合は、コンクリートは十分に養生されて
  いると考えてよいのか?  (h13)

……………………………
 k, 木製や合板製のせき板を用いるときは、せき板に散水すると養生効果
    が上るのか? (h12)

……………………………
 l, 蒸気養生を行う際には、練混ぜから2〜3時間以上経ってから蒸気養生
    を開始するようにし、練混ぜ直後から蒸気養生を開始するのは避ける
    のか? (h11)








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▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲ 解答 ▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲
…………………………………………………………………………………………
問1
………………
 a,  ○
………………
 b,  ○
………………
 c,  × 寒中コンクリートは、養生期間を長くする。
………………
 d,  ○
………………
 e,  ○
………………
 f,  ○
………………
 g,  ○
………………
 h,  ○
………………
 i,  ○
………………
 j,  ○
………………
 k,  ○
………………
 l,  × 水密コンクリートは、初期養生により大幅に水密性に差ができるた
     め、十分な湿潤養生を行う必要がある。したがって一般の場合より
         も湿潤養生期間を長くする。
………………
 m,  ○
………………
 n,  ○
………………
 o,  × 海水の作用を受ける部分の養生は、養生期間を長くする。



……………………………
問2 
………………
 a,  ○
………………
 b,  ○
………………
 c,  × 膜養生を行う場合、所定の養生期間中に膜の上から散水しても特に
     問題はない。


……………………………
問3
………………
 a, ○
………………
 b,  ○
………………
 c,  × 寒中コンクリートで給熱養生を行う場合でも、コンクリート面は露
     出乾燥させず十分な湿分を与えなければならない。
………………
 d,  × 保温又は給熱養生を行った場合でも、一般の場合よりも湿潤養生期
     間を短くすることはできない。
………………
 e,  × 寒中施工の際は、養生終了後もコンクリートの急冷を防ぐため適当
     な方法で保護し、表面が徐々に冷えるようにしなければならない。
………………
 f,  × 寒中コンクリートの養生は、コンクリートの凍結を防ぐため給熱を
     行うが、急激に乾燥させないようにしなければならない。


……………………………
問4
………………
 a, ○
………………
 b,  × 暑中コンクリートは、一般の場合より湿潤養生期間を短くすること
     はできない。
………………
 c,  × マスコンクリートの養生は、コンクリート部材内部の温度差が大き
     くならないよう、また部材全体の温度降下速度が大きくならないよ
         うに、コンクリートの温度をできるだけ緩やかに外気温に近づける
         ようにしなければならない。したがって、コンクリートの温度を下
         げるため冷水による養生を行ってはならない。
………………
 d,  ○


………………………………
問5
………………
 a, ○
………………
 b,  × 「速やか」ではなく、「緩やか」である。
………………
 c,  × コンクリートの温度と通水温度との差は、20度以下が目安で、大
     きすぎてもいけない。
………………
 d,  × 通水温度が低すぎると、部材間および部材内部での温度差が大きく
    なり、ひび割れの発生を助長する場合がある。したがって、通水温
        度は、施工時期、打込み時間間隔、部材厚などを考慮して決める。



………………………………
問6 
………………
 a, ○
………………
 b, ○
………………
 c, ○
………………
 d, × 硬化前に凍結したコンクリートは、その後適切な養生をしても強度
    や水密性、耐久性は確保出来ない。
………………
 e, ○
………………
 f, × 取外しの時期および順序は、コンクリートの強度、構造物の種類と
        その重要度、部材の種類および大きさ、部材の受ける荷重、気温等
        を考慮して、決めなければならない。
………………
 g, ○
………………
 h, ○
………………
 i, ○
………………
 j, × せき板が存置されている場合は、せき板が乾燥するおそれがあるの
     で、これにも散水して湿潤状態にしておかなければならない。
………………
 k, ○
………………
 l, ○



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