(3)場所打ち杭の施工



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▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲ 問題 ▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲
…………………………………………………………………………………………
問1 一般
………………
 a, 孔底処理は、基礎標高から掘削完了直後の深度と処理後の深度を検尺テ
  ープによって計測し、その深度を比較することにより管理ができるの
    か? (h24)

………………
 b, スライム処理は必ず行うもので、その時期は鉄筋かご建込み前に行うの
    が最良であるのか? (h18)

………………
 c, コンクリート打込み時のトレミー下端は、レイタンスやスライムを巻き
    込まないように、打ち込んだコンクリートの中に常に貫入しておくの
    か? (h18)

………………
 d, コンクリートの打込みにあたっては原則としてトレミーを用い、トレミ
     ーは掘削孔の中心に据付け、その下端は打込まれたコンクリートの上面
     より1m程度常に入れておかなければならないのか? (h23,17,14,10)

………………
 e, コンクリートの打込み中は、トレミーの引抜き高さを把握し、また、杭
  が公称径に対してどのようにできているかを確認するために、コンクリ
  ートの打込み量と打込み高さとを常に計測するのか? (h17)




………………………………
問2 鉄筋かご
………………
 a, 鉄筋かごの組立は、鉄筋かご径が大きくなるほど変形しやすくなるので
  鉄筋かごの内側に十字や井ゲタ状に補強し、組立用補強材は剛性の大き
  いものを使用するのか? (h27)

………………
 b, 鉄筋かごのスペーサは、鉄筋かご挿入時にはずれないようにし、深さ方
  向に3〜5m間隔、同一深さに4〜6箇所程度を取付けるのか? (h27)

………………
 c, 鉄筋かごの組立は、鉄筋かごの鉛直度を確保できるように鋼材や補強材
  を溶接により仮止めし、本組立にはなまし鉄線を用い堅固に結合するの
    か? (h27)

………………
 d, 鉄筋かごの主鉄筋の継手方法は、重ね継手が原則でなまし鉄線を用い鋼
  材や補強鉄筋を配置して堅固となるように行うのか? (h25)

………………
 e, 鉄筋かごの連結時には下側の鉄筋かごをスタンドパイプの天端などに仮
  置きするが、鉄筋かごの仮置き用治具は、鉄筋かごの全重量を支えても
  変形しない強度のものとするのか? (h25)

………………
 f, 鉄筋かごの建込みは、鉛直度と位置を正確に保ち、孔壁に接触して土砂
  の崩壊を生じさせないように施工し、所要のかぶりを確保できるようス
  ペーサを配置しなければならないのか? (h25)

………………
 g, 鉄筋かごの組立は、鉄筋かご径が大きくなるほど変形しやすくなるの
    で、組立用補強材は剛性の大きいものを使用するのか? (h25,21)

………………
 h, 鉄筋かごを水平に吊り上げて移動する際は、ねじれ、たわみなどが起き
    やすいので、これを防ぐために吊治具を用い2〜4点で吊るのがよいの
    か? (h27,21)

………………
 i, 鉄筋かごの帯鉄筋をフレア溶接する場合の溶接長は、鉄筋径の5倍とする
    のか? (h21)

………………
 j, 鉄筋かごの主鉄筋の長さは、支持層深さの変動や掘削誤差を考慮し、原
    則としてラップ部分に余裕長を確保するのか? (h21)


………………………………
問3 杭頭処理
………………
 a, 余盛りコンクリートのはつりは、一般的にコンクリートブレーカを使っ
    て、杭外周部を外側から順次杭の中心部に向かって行うのか? (h19)

………………
 b, 余盛りコンクリート部分の主鉄筋には、はつり時に有害となるひび割れ
    が発生しないように、付着防止材の取付けを行うのか? (h19) 

………………
 c, コンクリートの余盛り高さは、杭頭部コンクリートの品質劣化を考慮し
    て、設計杭天端より20〜40cm程度確保するのか? (h19)

………………
 d, 杭の中心位置、鉄筋のかぶり、杭径などの検査は、余盛りコンクリート
    を撤去した杭頂部において行うのか? (h19)


………………………………
問4 掘削土の適正処理
………………
 a, 建設汚泥を自工区の現場で盛土に用いるには、特定有害物質の含有量の
  確認は不要であるのか? (h24)

………………
 b, 流動性を呈しコーン指数が概ね200kN/m2以下で一軸圧縮強度が概ね50kN
  /m2以下の建設汚泥は、産業廃棄物として取り扱われるのか? (h24)

………………
 c, 脱水や乾燥処理を行った建設汚泥は、粘土やシルト分が多く含まれる
  が、粗粒分を混合して内部摩擦角を増加させて、更に生活環境の保全上
  支障のないものは盛土に使用することができるのか? (h24)

………………
 d, 含水率が高く粒子の直径が74ミクロンを超える粒子が概ね95%以上含ま
  れる掘削物は、ずり分離などを行って水分を除去し、更に生活環境の保
  全上支障のないものは盛土に使用することができるのか? (h24)


………………………………
問5  リバース工法
………………
 a, リバース工法では、安定液のように粘性のあるものを使用することから、
  泥水循環時に粗粒子の沈降が期待できないため、二次孔底処理は鉄筋か
  ご建込み前に沈積した物を処理するのか? (h28)

………………
 b, リバース工法では、安定液のように粘性のあるものを使用しないため、
  泥水循環時に粗粒子の沈降が期待でき、一次孔底処理により泥水中の
  スライムはほとんど処理できるのか? (h24)

………………
 c, リバース工法では、土質と深度を設計図書及び土質調査資料と対比する
    とともに、目視で支持層の確認を行い、必要に応じて平板載荷試験を行
    うのか? (h22)

………………
 d, リバースサーキュレーションドリル工法においては、一般にデリバリホ
    ースから排水される循環水に含まれた土砂を採取し、設計図書に記載さ
    れているものと対比して支持層の確認を行うのか? (h20)

………………
 e, 孔内水位は、外水位との水位差を2m以上とし、掘削中の逸水に伴う急激
    な孔内水位の低下等に対応可能な設備を整えておかなければならないの
    か? (h17,16,h13,h10)

………………
 f, 回転ビットにより切削した土砂は、孔内水位とともに逆循環方式で排出
    して、所定の深さまで掘削するのか? (h16)

………………
 g, 掘削速度は、ケーシングパイプの長さや安定液の状態を考慮して孔壁が
    崩壊しない程度の速さに保たなければならないのか? (h16)

………………
 h, スタンドパイプの長さは、地盤や地下水の状況と密接な関係があるので
    試験杭の結果を参考にして決定するのか? (h16)

………………
 i, リバース工法の施工順序は、スタンドパイプ建込み→先行先掘り・水注
    入→掘削完了・一次孔底処理→鉄筋かご建込み→トレミー挿入→二次孔
    底処理→コンクリート打設なのか? (h12)

………………
 j, リバース工法の掘削方法は回転ビットで、孔壁保護方法は自然泥水なの
    か? (h11)




……………………………
問6 アースドリル工法
………………
 a, アースドリル工法では、掘削完了後に底ざらいバケットで掘りくずを除
  去し、二次孔底処理は、コンクリート打込み直前にトレミーなどを利用
  したポンプ吸上げ方式で行うのか? (h28)

………………
 b, アースドリル工法における一次孔底処理は、掘削完了後に底ざらいバケ
  ットで行い、二次孔底処理は、コンクリート打込み直前にトレミーなど
  を利用したポンプ吸上げ方式により行うのか? (h24)

………………
 c, アースドリル工法においては、掘削土の土質と深度を設計図書に記載さ
    れているものと対比し、また、掘削速度や掘削抵抗の状況も参考にして
    支持層の確認を行うのか? (h22,20)

………………
 d, アースドリル工法は、地下水のない粘性土で素掘り可能な場合に適して
    おり、地下水のあるときは、孔内水位を地下水位よりやや高目に保持す
    るよう管理するのか? (h14)

………………
 e, アースドリル工法は、安定液によって孔壁の崩壊を防止しながら掘削す
    るのを原則とし、浅い部分の崩壊のおそれのある地層にはケーシングを
    挿入するのがよいのか? (h18,13)

………………
 f, アースドリルの施工手順は、掘削機設置→先行掘削→表層ケーシング建
    込み・安定液注入→掘削完了・一次孔底処理→鉄筋かご建込み→トレミ
    ー挿入→二次孔底処理→コンクリート打設なのか? (h13)

………………
 g, アースドリル工法の掘削方法はハンマグラブで、孔壁保護方法は安定液
  なのか? (h11)



……………………………
問7 オールケーシング工法
………………
 a, オールケーシング工法では、孔内に注入する水は土砂分混入が少ない
  ので、鉄筋かご建込み前にハンマグラブや沈積バケットで土砂やスラ
  イムを除去することができるのか? (h28)

………………
 b, コンクリート打込み時のトレミーの下端は、打込み面付近のレイタン
  ス、押し上げられてくるスライムなどを巻き込まないよう、コンクリ
  ート上面より常に2m以上入れなければならないのか? (h26)
  

………………
 c, 軟弱地盤では、コンクリート打込み時において、ケーシングチューブ引
  抜き後の孔壁に作用する土圧などの外圧とコンクリートの側圧などの内
  圧のバランスにより杭頭部付近の杭径が細ることがあるので十分に注意
    するのか? (h26)

………………
 d, ヒービング現象が発生するような軟弱な粘性土地盤では、ケーシングチ
  ューブを孔内掘削底面よりケーシングチューブ径以上先行圧入させて掘
  削することにより、ヒービング現象を抑えることができるのか?
    (h26)

………………
 e, オールケーシング工法における掘削完了後の掘りくずやスライムは、鉄
  筋かご建込み後にサクションホースを用いて除去するのか? (h24)

………………
 f, コンクリート打込み完了後にケーシングチューブを引抜くと、コンクリ
  ートの天端が下がるので、配筋に配慮するとともに流動性の低いコンク
    リートを使用するのか? (h23)

………………
 g, オールケーシング工法では、鉄筋かご共上がりの予防対策として、鉄筋
  かごの最大外径とケーシングチューブ内壁との間隔は粗骨材最大寸法の
  2倍以上とするのか? (h23)

………………
 h, 軟弱地盤でのオールケーシング工法を適用する場合は、事前に地盤改良
  コンクリート打込み時の孔内水位の管理や余盛コンクリート高さの割増
  しをするのか? (h23)

………………
 i, オールケーシング工法では、デリバリホースから排出される循環水に含
    まれる砂を採取し、設計図書及び土質調査資料と対比するとともに、掘
    削速度、ビット荷重の変化などの状況も参考にするのか? (h22)

………………
 j, オールケーシング工法における掘削深度の確認は、杭の中心部に近い位
    置で検測することによって行うのか? (h20)

………………
 k, オールケーシング工法では、地下水位以下の掘削や不透水性層下の高い
    水頭を有する地下水のある場合のボイリング対策として、孔内注水を行
    うのが効果的であるのか? (h18)

………………
 l, オールケーシング工法では、最初にセットするケーシングチューブの圧
    入方向が掘削の鉛直度を決める重要な要因となるので、短尺ものを用い
    ないほうがよいのか? (h17)

………………
 m, オールケーシング工法で用いるケーシングチューブは、二重管を用いる
    ことを原則とし、やむを得ず一重管を用いる場合には、作業時に十分耐
    え得る安全性と剛性を有するものを用いるのか? (h14,h13,h10)

………………
 n, オールケーシング工法の掘削方法は回転バケットで、孔壁保護方法はラ
    イナプレートなのか? (h11)

………………
 o, ケーシングチューブの下端は、コンクリート打込み面より上げると孔壁
    土砂がくずれこみ、打込んだコンクリート中に混入することがあるので
    コンクリート上面より2m以上下げておかなければならないのか?
     (h26,10)


……………………………
問8 深礎工法
………………
 a, 深礎杭工法では、底盤の掘りくずを取り除くとともに、支持地盤が水を
  含むと軟化するおそれのある場合には、孔底処理完了後に孔底をモルタ
  ル又はコンクリートで覆うのか? (h28)

………………
 b, 深礎工法では、ハンマグラブにより掘削した土の土質と深度を設計図書
    及び土質調査資料と対比するとともに、掘削速度、掘削土量などの状況
    も参考にするのか? (h22)

………………
 c, 深礎工法においては、土質と深度を設計図書に記載されているものと対
    比し、目視で支持層の確認を行い、また、必要に応じて平板載荷試験を
    実施するのか? (h20)

………………
 d, 深礎工法は、地盤を杭状に人力で掘削しながら、ライナープレートなど
    を建て込んで土留めを行う工法で、湧水がある場合には、水中ポンプで
    排水するのか? (h14)

………………
 e, 深礎工法は、リング状の枠組又はライナープレート等を組立てて、掘削
    孔の全長にわたって山留めを行い、かつ撤去しないのを原則とするのか
    ? (h13)

………………
 f, 深礎工法の施工手順は、最上段リング設置→やぐら据付→掘削・山留め
    材設置→鉄筋かご組立→コンクリート打設なのか? (h12)

………………
 g, 深礎工法の掘削方法は削岩機で、孔壁保護方法はケーシングチューブな
  のか? (h11)











…………………………………………………………………………………………
▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲ 解答 ▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲
…………………………………………………………………………………………
問1
………………
 a, ○
………………
 b, × スライム処理は、鉄筋かご建込み後に行う。
………………
 c, ○
………………
 d, × トレミー下端は、打込んだコンクリートの上面より2m以上入れて
     おくのを原則とする。
………………
 e, ○


………………………………
問2
………………
 a, ○
………………
 b, ○
………………
 c, × 
………………
 d, ○
………………
 e, ○
………………
 f, ○
………………
 g, ○
………………
 h, ○
………………
 i, × 「5倍」ではなく、「10倍」である。
………………
 j, ○


………………………………
問3
………………
 a, ○
………………
 b, ○
………………
 c, × 20〜40cmではなく、0.8〜1.0m程度確保する。
………………
 d, ○


………………………………
問4
………………
 a, × 必要である。
………………
 b, ○
………………
 c, ○
………………
 d, ○


………………………………
問5
………………
 a, × 「鉄筋かご建込み前」ではなく、「鉄筋かご建込み後」である。
………………
 b, ○
………………
 c, × 記述の内容は、深礎工法である。
………………
 d, ○
………………
 e, ○
………………
 f, ○
………………
 g, × 掘削速度を、ケーシングパイプの長さや安定液の状態を考慮して孔
    壁が崩壊しない程度の速さに保たなければならないのは、アースド
    リル工法である。 また、リバース工法の掘削速度は地盤状況や使
    用機械の性能を考慮して適切な値を保持する。
………………
 h, ○
………………
 i, ○
………………
 j, ○



……………………………
問6 
………………
 a, ○
………………
 b, ○
………………
 c, ○
………………
 d, ○
………………
 e, ○
………………
 f, ○
………………
 g, × アースドリル工法の掘削方法は回転バケットで、孔壁保護方法は安
    定液である。


……………………………
問7 
………………
 a, ○
………………
 b, ○
………………
 c, ○
………………
 d, ○
………………
 e, × 鉄筋かご建込み前に掘りくずやスライムを除去する。また、スライ
    ムの除去にはハンマグラブや沈積バケットを用いる。
………………
 f, × 「流動性の低い」ではなく、「流動性の高い」である。
………………
 g, ○
………………
 h, ○
………………
 i, × 記述の内容はリバース工法である。
………………
 j, × 掘削深度の確認は、孔壁面に近い位置で2箇所以上を検測する。
………………
 k, ○
………………
 l, ○
………………
 m, ○
………………
 n × オールケーシング工法の掘削方法はハンマグラブで、孔壁保護方法
    はケーシングチューブである。
………………
 o, ○



……………………………
問8
………………
 a, ○
………………
 b, × 記述の内容は、オールケーシング工法である。
………………
 c, ○
………………
 d, ○
………………
 e, ○
………………
 f, ○
………………
 g, × 深礎工法の掘削方法は削岩機で、孔壁保護方法はライナープレート
    である。




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