(3)小口径管推進工法




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▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲ 問題 ▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲
…………………………………………………………………………………………
問1 施工時のトラブルと対策
………………
 a, 推進不能になる原因には、支圧壁又は反力板の背面地山の支持力不足な
  どがあり、支圧壁が動いて反力設備としての役目が果たせなくなること
  があるため、背面地山の支持力が不足する場合は地盤改良などを行って
  受動土圧を高める必要があるのか? (h26)

………………
 b, 推進管が蛇行する原因には、刃口、掘進機及び先導体の特性などがあ
  り、初期掘進段階に刃口、掘進機及び先導体の蛇行特性を熟知し、その
  後の推進作業にあたって、常にこの特性に留意する必要があるのか?
   (h26)

………………
 c, 推進管の破損の原因には、推進力によるものなどがあり、推進管と押輪
  が平滑に接していない場合及び押輪の剛性が不足する場合には、管端面
  の圧縮破壊とそれに伴うはく離が生じることがあるため、剛性の高い押
  輪を使用することなどが必要であるのか? 

………………
 d, 地盤の変状の原因には、掘削土量と排土量のアンバランスなどがあり、
  常に掘削土量と排土量、泥水管理に注意し、切羽土砂を適正に取り込む
  とともに、推進と滑材注入を別々に行うことが必要であるのか? (h26)


………………………………
問2 一般
………………
 a, 滑材の注入における誘導管の滑材吐出口の位置は任意に設定できるため、
  推進力の推移をみながら位置を決定し滑材注入を行うのか? (h27)

………………
 b, 推進作業では、切羽を安定させ、推進管にかかる推進力を確認し、排土量
  が過多にならないよう留意するのか? (h27)

………………
 c, 初期掘進時には、先導体や推進諸設備に固有の動作特性があるため、先導
  体の特性をできるだけ早く把握して、地山の変化や蛇行に迅速に対処でき
  るように努めるのか? (h27)

………………
 d, 推進工法の管理では、一般に推進速度が速く方向制御のタイミングの遅れ
  により計測線からのずれや蛇行が生じやすいため、リアルタイムで先導体
  の位置を把握し、正確にオペレーションするのか? (h27)

………………
 e, 小口径管推進工法は、小口径推進管又は誘導管の先端に小口径管先導体
  を接続し、立坑などから遠隔操作などにより掘削、排土あるいは圧入し
  ながら1スパンの推進管を布設する工法であるのか? (h25)

………………
 f, 硬質塩化ビニル管を使った高耐荷力管きょは、重量が軽いため浮力の影
  響を受け易く、滞水地盤においては、掘進完了後、浮力により布設管が
  浮き上がることがあるのか? (h25)

………………
 g, 掘進作業中、地中に圧入された管に大きな破損が生じた場合は、到達立
  坑より刃口推進工法やボーリング方式などで迎え掘りを行うのか?
   (h23)

………………
 h, 推進管の蛇行の主な原因は、先導体の特性や切羽付近における地山の崩
  壊、測量誤差などが挙げられるが、土質の不均一に特に注意が必要であ
    るのか? (h23)

………………
 i, 管の推進にあたっては、推進中に元押ジャッキの反力により推進装置が
  変位する場合があるので定期的に点検し、所定の位置に据わっているこ
  とを確認する必要があるのか? (h23)

………………
 j, 低耐荷力方式で推進管を直押すると管に損傷が生じる場合があるので、
  推進中は定期的に管へかかる荷重を計測し、管の許容推進耐荷力以下
  であることを確認しながら施工するのか? (h23)

………………
 k, 小口径管推進工法では、推進力が比較的小さいため、鋼製の支圧壁(反
    力板)を用いる場合が多く、反力板は推進装置の一部として扱われるこ
    とがあるのか? (h22)

………………
 l, カッタードラムの回転を止めたとき、スリットより土砂等の流入が発生
    するおそれがある場合は、スリットの開孔率を調整するシャッタを取り
    付けるのか? (h20)

………………
 m, 掘進作業は、時間をおくことにより管に対する周囲からの締付け力が軽
    減されるため、推進の途中で適宜中断しながら段階的に進めるのか?
    (h20)

………………
 n, ずり出し作業中にスクリューコンベヤに土砂がつまる場合は、注入孔よ
    り添加材を加え、周辺土を軟弱にするのか? (h20)

………………
 o, 推進管が周囲より締めつけられて推進が困難となり、機械の定格能力を
    超えるおそれのある場合は、滑材を注入することにより管の抵抗を低下
    させ、機械の推進力を下げることができるのか? (h20)

………………
 p, 支圧壁は、一般にコンクリート又は鋼製のものを使用するが、推進力が
    比較的小さい小口径管の場合は、コンクリート製を用いる場合が多いの
    か? (h19)

………………
 q, 先導体の角度の修正は、修正する方向に先導体を向け、先導体に地盤反
    力を作用させて行い、一般に修正の効果の判定は直ちにできるのか?
    (h19)

………………
 r, 小口径管推進工法用鉄筋コンクリート管を用いた場合は、大きな方向修
    正をしても、推進管継手部が損傷したり胴折れが生じるおそれはないの
    か? (h18)

………………
 s, 推進管理測量に用いるレーザートランシットは、レーザー光が先導体内
    装置等の熱により屈折することがないので、300mを超える長距離でも測
    定が可能であるのか? (h25,18)

………………
 t, 推進管の破損が大きい場合は、破損した場所に立坑を設置し、新しい推
    進管と入れ替えて推進を再開するか、到達立坑より刃口推進工法やボー
    リング方式等で迎え掘りなどを行なうのか? (h18)

………………
 u, 小口径管推進工法は、土質が不均質であっても蛇行が生じにくく、ま
    た、地下水位が高く、緩い砂層においては、低耐荷力推進を行うことで
    浮力による蛇行を防ぐことができるのか? (h18)

………………
 v, 地中に圧入された推進管に破損が生じた場合で、破損が小さく管の引抜
    きが可能な場合は、地盤改良等を併用し先導体を引抜き再掘進するの
    か? (h25,17)

………………
 w, 不測の出水等の対策は、刃先を鋼板などで全面的に閉そくして、土砂の
    流出、出水を最小限に止めるのか? また、出水が多い場合は、応急的
    に推進管内に水張りをするのか? (h17)

………………
 x, 掘進施工中、発進立坑及び立坑内でジャッキ推進力を直接受けている推
    進管が破損した場合は、破損の程度を十分確認し、これを補修した後推
    進するのか? (h19,17)

………………
 y, 掘進管の蛇行の修正は、一般に先導体の角度を変える方向が用いられて
    おり、状況によっては補助工法を併用して修正する方法がとられている
    のか? (h17)

………………
 z, 発進坑口及び立坑内でジャッキ推進力を直接受けている推進管が破損し
    た場合には、その推進管を取替えるのではなく、損傷部分の補修のみを
    行うのか? (h15,h12,h10)

………………
 z1, 推進作業中、地中に圧入された管に破損が生じても、施工が可能な場合
    には、十分な滑材注入等により推進力の低減をはかり、推進を続け、推
    進完了後に損傷部分の補修を行うのか? (h15)

………………
 z2, 土質が全面又は一部分で非常に硬質の場合や止むを得ず先掘りなどをす
    る場合には、管の蛇行を防止するため、管の外形断面以上の大きさに掘
    るのか? (h19,15)

………………
 z3, 推進中に、互層地盤に遭遇した場合には、推進管は硬い土質の方に変位
    するので、補助工法の採用や掘削機の引抜き再掘進などの対策を行うの
    か? (h15)

………………
 z4, 曲線部の掘進作業においては、管頂部の崩壊や管のせり上がり等を防止
    し、地山の安定を図るため余堀りは行ってはならないのか? (h13)

………………
 z5, 支圧壁背後の地山にゆるみを生じ、支圧壁が動いたりすると反力受とし
    ての役目が果たせなくなることがあるので注意する必要があるのか?
    (h13)

………………
 z6, 推進管の蛇行は、先導体の蛇行特性や、やむを得ず先掘りする場合、管
    の外径断面以上の大きさに掘ることなどが原因であるのか? (h13)

………………
 z7, 推進にあたっては、推進管の強度を考慮のうえ、管の全断面に推進力が
    加わるように剛性の高い押輪等をあてて推進し、管及び反力受を損傷し
    ないようにしなければならないのか? (h13)



………………………………
問3 セミシールド工法
………………
 a, 一般に先導体の角度の修正された効果を確認するには、少なくとも推進
    管長の2倍の長さが必要であるのか? (h21)

………………
 b, 互層地盤では、推進管は軟らかい土質の方へ変位するため、薬液注入工
    法等、補助工法による対策や掘削機の引抜き再掘進等の対策を行うの
    か? (h21)

………………
 c, 土質が全面又は一部分で非常に硬質の場合及びやむを得ず先掘り等をす
    る場合には、管の外径断面以上の大きさに掘ると、蛇行しやすいので十
    分な施工管理を行うのか? (h21)

………………
 d, 噴発や土砂の取込み過ぎなどにより、切羽付近の地山に崩壊のおそれの
    ある場合は、薬液注入工法などの補助工法の検討を行うのか? (h21)


………………………………
問4 圧入方式
………………
 a, 圧入方式は,誘導管圧入後の推進管推進時には,粘性土地盤ではカッタ
    の回転を止めたときにスリットより土砂が流入する場合があるので,ス
    リットの開口率を調整する必要があるのか? (h28)

………………
 b, 圧入方式は、誘導管推進時の推進途中で時間をおくと土質によっては推
  進が不可能となる場合があるので、推進の中途では中断せずに一気に到
  達させなければならないのか? (h24)

………………
 c, 圧入方式は、先導体に誘導管又は推進管を装着し、推進装置により直接
  地山に圧入する方式で、一工程方式と二工程方式に分類されるのか? 
     (h16)



………………………………
問5 泥土圧方式
………………
 a, 泥土圧方式では、推進管の先端に泥土圧式先導体を装着し、添加材注入
    と止水バルブの採用により、切羽の安定を保持しながらカッタの回転に
    より掘削するのか? (h22)

………………
 b, 泥土圧方式は、推進管の先端に泥土圧式先導体を装着し、掘削土砂の塑
    性流動化を促進させるための添加材注入と止水バルブの採用により、切
    羽の安定を保持しながら掘削を行う方式であるのか? (h16)

………………
 c, 泥土圧方式は、先導体等が水密構造となっており、地下水圧にバランス
    させて掘削する方式のため、地下水位以下でも補助工法は必要としない
    のか? (h14)


………………………………
問6 ボーリング方式
………………
 a, ボーリング方式は、先導体前面が開放しているので地下水位以下の砂質
  土地盤に適用する場合は補助工法の使用を前提とし、取り込み土量の管
  理は特に注意しなければならないのか? (h28,24)

………………
 b, ボーリング方式は、先導体内にオーガヘッド及びスクリューコンベヤー
    を装着し、この回転により掘削排土を行いながら推進管を推進する方式
    であるのか? (h16)



………………………………
問7 泥水方式
………………
 a, 泥水方式は、透水性の高い緩い地盤に適用する場合、泥水圧が有効に切
  羽に作用しない場合があるので、切羽の安定をはかるために送泥水の粘
  性を低くするなどの対策が必要であるのか? (h28,24)

………………
 b, 泥水方式は、推進管の先端に泥水式先導体を装着し、切羽安定のため泥
    水を送り、カッターの回転により掘削し推進管を推進する方式であるの
    か? (h16,h7)


………………………………
問8 オーガー方式
………………
 a, オーガ方式は,粘性土地盤では,推進中に先導体ヘッド部に土が付着し,
    先端抵抗力が急増する場合があるため,カッタヘッド部の開口率の調整
    が必要であるのか? (h28)

………………
 b, オーガ方式は、粘性土地盤の推進中に先導体ヘッド部に土が付着し先端
  抵抗力が急増する場合があるので、注水などにより切羽部の土を軟弱に
  するなどの対策が必要であるのか? (h24)

………………
 c, オーガ方式には、先導体及び誘導管をオーガ推進させる一重ケーシング
    式と、誘導管を案内として推進する二重ケーシング式があるのか?
   (h22)

………………
 d, オーガ方式は、先導体内にオーガヘッド及びスクリューコンベヤーを装
    着し、この回転により掘削排土を行いながら推進管を推進する方式で、
    一般に一工程式であるのか? (h14)


………………………………
問9 高耐荷力方式
………………
 a, 高耐荷力方式は、先導体の推進に必要な推進力の先端抵抗を推進力伝達
    ロッドに作用させ、周面抵抗力のみを管に負担させることにより推進す
    る方式であるのか? (h14)


………………………………
問10 鋼製さや管方式
………………
 a, 鋼製さや管方式のさや管は、鉛直土圧、水圧、上載荷重などの外圧、圧
    力管の場合の内水圧、推進力などに耐えられる鋼製管を使用するのか?
   (h22)

………………
 b, 鋼製さや管方式におけるボーリング方式は、一般には方向修正は困難で
    あるが、土質の適用範囲は比較的広く、木杭やコンクリート等の障害物
    の切削が可能であるのか? (h14)











…………………………………………………………………………………………
▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲ 解答 ▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲
…………………………………………………………………………………………
問1
………………
 a, ○
………………
 b, ○
………………
 c, ○
………………
 d, × 「別々に行う」ではなく、「同時に行う」である。


………………………………
問2
………………
 a, × 滑材吐出口の位置は、先導体後部及び発進坑口止水器部に限定される。
………………
 b, ○
………………
 c, ○
………………
 d, ○
………………
 e, ○
………………
 f, × 「高耐荷力管きょ」ではなく、「低耐荷力管きょ」である。
………………
 g, ○
………………
 h, ○
………………
 i, ○
………………
 j, × 低耐荷力方式では、推進管を直押することはない。
………………
 k, ○
………………
 l, ○
………………
 m, × 推進途中で時間を置くと,土質によっては,周囲から激しく締め付
        けられ,推進が不可能となる場合がある。したがって,推進の途中
        では中断せず,一気に到達させる。
………………
 n, ○
………………
 o, ○
………………
 p, × 小口径管の場合は、一般に鋼製を用いる。
………………
 q, × 修正の効果の判定は直ちにはできない。
………………
 r, × 
………………
 s, × レーザー測量装置による測量可能距離は、一般に150〜200m程度であ
    り、長距離になると先導体内装置等の熱により、レーザー光が屈折
    し測量ができなくなる場合がある。
………………
 t, ○
………………
 u, × 低耐荷力管きょは、重量が軽いため浮力の影響を受けやすく、滞水
    地盤においては、掘進完了後、浮力により布設管が浮き上がること
    がある。
………………
 v, ○
………………
 w, ○
………………
 x, × 発進立坑内で掘進施工中、発進坑口および立坑内でジャッキ推進力
        を直接受けている推進管が破損した場合は、破損の程度を問わず推
        進管の取り替えを行う。
………………
 y, ○
………………
 z, × 推進管を取り替えなければならない。
………………
 z1, ○
………………
 z2, × 管の外形断面以上の掘削はできない。
………………
 z3, × 推進管は硬い土質ではなく、軟らかい土質の方に変位する。
………………
 z4, × 曲線部の掘進作業においては、管頂部の崩壊や管のせり上がり等を
    防止し、地山の安定を図るため余堀りを行う。
………………
 z5, ○
………………
 z6, ○
………………
 z7, ○


………………………………
問3
………………
 a, × 2倍ではなく、1/2程度である。
………………
 b, ○
………………
 c, ○
………………
 d, ○


………………………………
問4
………………
 a, × 
………………
 b, ○
………………
 c, ○


………………………………
問5
………………
 a, ○
………………
 b, ○
………………
 c, ○


………………………………
問6
………………
 a, ○
………………
 b, × 記述の内容はオーガ方式のものである。ボーリング方式は、先端に超
       硬切削ビットを装着した鋼製管本体または鋼製管内部のスクリュー付
       き内管を回転しながら推進装置で推進管を推進する工法である。


………………………………
問7
………………
 a, × 「送泥水の粘性を低くする」ではなく、「送泥水の粘性を高くす
        る」である。
………………
 b, ○


………………………………
問8
………………
 a, ○
………………
 b, ○
………………
 c, × 記述の内容は、ボーリング方式である。
………………
 d, ○


………………………………
問9
………………
 a, × 記述の内容は低耐荷力方式である。高耐荷力方式は、推進方向の管
    の耐荷力に対して、直接管に推進力を負荷して推進する施工方法で
    ある。


………………………………
問10
………………
 a, ○
………………
 b, ○






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