(1)工程計画の立案等




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▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼ 問題 ▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲
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問1 一般
………………
 a, 工程計画の検討に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。 (h29)

 (1)工程計画は,工事を予定どおりかつ経済的に進めるために重要なもので,十分な
       予備調査に基づいて慎重に立てる必要がある。

 (2)工程計画は,工事の各過程が計画どおりに遂行されているか常に比較対照し,計
       画とのずれが生じた場合に必要な是正措置が適切に講じられるようにしておくこ
       とが必要である。

 (3)工程計画は,その工事の施工方法と密接に関連しているため工事条件に適した工
       法を想定し,これを前提に概略工程計画を作成し,工期内に入るように検討する。

 (4)工程計画は,全工期に対して工程(出来高)を表す工程管理曲線では,工期の初期
       →中期→後期が急→緩→急となるようにする。


………………
 b, 工事の工程管理に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。  (r1)

(1)工程管理は,施工計画において品質,原価,安全など工事管理の目的とする要件を総
     合的に調整し,策定された基本の工程計画をもとにして実施される。

(2)工程管理を行う場合は,常に工事の進捗状況を把握して計画と実施のずれを早期に発
     見し,必要な是正措置を講ずる。

(3)横線式工程表は,横軸に日数をとるので各作業の所要日数がわかり,作業の流れが左
     から右へ移行しているので作業間の関連を把握することができる。

(4)工程曲線は,一つの作業の遅れや変化が工事全体の工期にどのように影響してくるか
     を早く,正確に把握することに適している。


………………
 c, 工事の工程管理に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。  (r2)

(1)工程管理は,品質,原価,安全など工事管理の目的とする要件を総合的に調整し,策
     定された基本の工程計画をもとにして実施される。

(2)工程管理は,工事の施工段階を評価測定する基準を品質におき,労働力,機械設備,
     資材などの生産要素を,最も効果的に活用することを目的とした管理である。

(3)工程管理は,施工計画の立案,計画を施工の面で実施する統制機能と,施工途中で計
     画と実績を評価,改善点があれば処置を行う改善機能とに大別できる。

(4)工程管理は,工事の施工順序と進捗速度を表す工程表を用い,常に工事の進捗状況を
     把握し計画と実施のずれを早期に発見し,適切な是正措置を講ずることが大切である。


………………
 d, 工程管理に関する下記の文章中の( )の(イ)~(ニ)に当てはまる語句の組合せ
  として適当なものは次のうちどれか。 (r3)

・工程管理は,品質,原価,安全等工事管理の目的とする要件を総合的に調整し,策定さ
 れた基本の(イ)をもとにして実施される。
 
・工程管理は,工事の施工段階を評価測定する基準を(ロ)におき,労働力,機械設備,
 資材等の生産要素を,最も効果的に活用することを目的とした管理である。
 
・工程管理は,施工計画の立案,計画を施工の面で実施する(ハ)と,施工途中で計画と
 実績を評価,欠陥や不具合等があれば処置を行う改善機能とに大別できる。
 
・工程管理は,工事の(ニ)と進捗速度を表す工程表を用い,常に工事の進捗状況を把握
 し(イ)と実施のずれを早期に発見し,必要な是正措置を講ずることである。

   (イ)       (ロ)       (ハ)        (ニ)
(1)統制機能 ……………… 品質 ……………… 工程計画 ……………… 施工順序
 
(2)工程計画 ……………… 品質 ……………… 統制機能 ……………… 管理基準

(3)工程計画 ……………… 時間 ……………… 統制機能 ……………… 施工順序
 
(4)統制機能 ……………… 時間 ……………… 工程計画 ……………… 管理基準


………………
 e, 工程管理に関する下記の文章中の( )の(イ)~(ニ)に当てはまる語句の組合せと
  して,適当なものは次のうちどれか。 (r4)


 ・施工計画では,施工順序,施工法等の施工の基本方針を決定し,(イ)では,手順と日
  程の計画,工程表の作成を行う。

 ・施工計画で決定した施工順序,施工法等に基づき,(ロ)では,工事の指示,施工監督
  を行う。

 ・工程管理の統制機能における(ハ)では,工程進捗の計画と実施との比較をし,進捗報
  告を行う。

 ・工程管理の改善機能は,施工の途中で基本計画を再評価し,改善の余地があれば計画立
  案段階にフィードバックし,(ニ)では,作業の改善,工程の促進,再計画を行う。

   (イ)        (ロ)        (ハ)        (ニ)

(1)工程計画 ……………… 工事実施 ……………… 進度管理 ……………… 立会検査
(2)段階計画 ……………… 工事監視 ……………… 安全管理 ……………… 是正措置
(3)工程計画 ……………… 工事実施 ……………… 進度管理 ……………… 是正措置
(4)段階計画 ……………… 工事監視 ……………… 安全管理 ……………… 立会検査


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問2 日程計画
………………
 a, 工程管理における日程計画に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。 (h29)

 (1)作業可能日数の算出は,工事量に1日平均施工量を除して算出し,その日数が所要
       作業日数より多くなるようにする必要がある。

 (2)日程計画では,各種工事に要する実稼働日数を算出し,この日数が作業可能日数
       より少ないか等しくなるようにする必要がある。

 (3)作業可能日数は,暦日による日数から,定休日,天候その他に基づく作業不能日
       数を差し引いて推定する。

 (4)1日平均施工量は,1時間平均施工量に1日平均作業時間を乗じて算出する。


………………
 b, 工程管理における日程計画に関する次の記述のうち,適当なものはどれか。 (r1)

(1)日程計画では,各種工事に要する実稼働日数を算出し,この日数が作業可能日数より
     多くなるようにする。

(2)作業可能日数は,暦日による日数から定休日,天候その他に基づく作業不能日を差し
     引いて推定する。

(3)資源の山積みとは,契約工期の範囲内で施工順序や施工時期を変えながら,人員や資
     機材など資源の投入量が最も効率的な配分となるよう調整し,工事のコストダウンを
     はかるものである。

(4)「1時間平均施工量」に「1日平均作業時間」を乗じて得られる1日平均施工量は,
    「工事量」を「作業可能日数」で除して得られる1日の施工量よりも少なくなるように
     する。


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問3 工程管理の手順
………………
 a, 工程管理に関する下記の(イ)~(ニ)に示す作業内容について,建設工事における
  一般的な作業手順として,次のうち適当なものはどれか。 (h30)

   (イ)工事の進捗に伴い計画と実施の比較及び作業量の資料の整理とチェックを行う。
   (ロ)作業の改善,再計画などの是正措置を行う。
   (ハ)工事の指示,監督を行う。
   (ニ)施工順序,施工法などの方針により工程の手順と日程の作成を行う。

 (1)(イ)→(ニ)→(ハ)→(ロ)
 (2)(ニ)→(イ)→(ロ)→(ハ)
 (3)(ニ)→(ハ)→(イ)→(ロ)
 (4)(イ)→(ロ)→(ニ)→(ハ)


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問4 その他
………………
 a, 工程管理を行う上で,品質・工程・原価に関する下記の文章中の( )の(イ)~(ニ)
  に当てはまる語句の組合せとして,適当なものは次のうちどれか。 (r4)

 ・一般的に工程と原価の関係は,施工を速めると原価は段々安くなっていき,さらに施工
  速度を速めて突貫作業を行うと,原価は(イ)なる。

 ・原価と品質の関係は,悪い品質のものは安くできるが,良いものは原価が(ロ)なる。

 ・一般的に品質と工程の関係は,品質の良いものは時間がかかり,施工を速めて突貫作業
  をすると,品質は(ハ)。

 ・工程,原価,品質との間には相反する性質があり,(ニ)計画し,工期を守り,品質を
  保つように管理することが大切である。

   (イ)      (ロ)     (ハ)     (ニ)

(1)ますます安く …… さらに安く …… かわらない …… それぞれ単独に
(2)逆に高く ………… 高く …………… 悪くなる ……… これらの調整を図りながら
(3)ますます安く …… さらに安く …… かわらない …… これらの調整を図りながら
(4)逆に高く ………… 高く …………… 悪くなる ……… それぞれ単独に














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問1
………………
 a, (4) 「急→緩→急」ではなく、「緩→急→緩」である。
………………
 b,(4) 記述は、ネットワーク式工程表の特徴である。
………………
 c, (2)「品質」ではなく、「時間」である。
………………
 d, (3)
………………
 e, (3)

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問2
………………
 a, (1) 工事量に1日平均施工量を除して算出するものは、所要作業日数である。作業
      可能日数は、記述のように所要作業日数より多くなるようにする。
………………
 b, (2)
   (1)「多くなるように」ではなく、「少ないか等しくなるように」である。
   (3) 記述は「資源の山崩し」である。資源の山積みとは工程計画の原案に対し、
      必要な人員や資機材を工程に割付け、横軸に日程、縦軸に資源の量をとって、
      日ごとに積み上げることをいう。
   (4)「少なくなるよう」ではなく、「多くなるよう」である。

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問3 
………………
 a, (3)

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問4
………………
 a, (2)





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