(4)基層および表層
………………………………………………………………………………………………………
▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼ 問題 ▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲
………………………………………………………………………………………………………
問1 加熱アスファルト混合物の施工
………………
a, 道路のアスファルト舗装における加熱アスファルト混合物の施工に関する次の記述
のうち,適当でないものはどれか。 (h29)
(1)敷均し作業中に雨が降り始めた場合には,作業を中止するとともに,敷き均した
混合物は速やかに締め固めて仕上げる。
(2)縦継目の施工法であるホットジョイントは,複数のアスファルトフィニッシャを
併走させて,混合物を敷き均し締め固めることで,ほぼ等しい密度が得られ一体
性の高いものである。
(3)仕上げ転圧は,不陸の修正,ローラマークの消去のために行うものであり,高い
平坦性が必要な場合はタンデムローラが効果的である。
(4)初転圧は,タイヤローラを用いてヘアクラックが生じない限り,できるだけ高い
温度で行う。
………………
b, 道路のアスファルト舗装における表層及び基層の施工に関する次の記述のうち,適当
でないものはどれか。 (h30)
(1)アスファルト混合物の敷均しは,使用アスファルトの温度粘度曲線に示された最適
締固め温度を下回らないよう温度管理に注意する。
(2)アスファルト混合物の二次転圧は,適切な振動ローラを使用すると,タイヤローラ
を用いた場合よりも少ない転圧回数で所定の締固め度が得られる。
(3)締固めに用いるローラは,横断勾配の高い方から低い方へ向かい,順次幅寄せしな
がら低速かつ一定の速度で転圧する。
(4)施工の継目は,舗装の弱点となりやすいので,上下層の継目が同じ位置で重ならな
いようにする。
………………
c, 道路のアスファルト舗装における加熱アスファルト混合物の施工に関する次の記述の
うち,適当でないものはどれか。 (r1)
(1)初転圧の転圧温度は,一般に110~140 ℃ で,ヘアクラックの生じない限りできる
だけ高い温度とする。
(2)ホットジョイントの場合は,縦継目側の5~10cm幅を転圧しないでおいて,この部分
を後続の混合物と同時に締め固める。
(3)敷均し作業中に雨が降りはじめた場合には,敷均し作業を中止するとともに,敷き
均した混合物を速やかに締め固めて仕上げる。
(4)各層の継目位置は,既設舗装の補修・拡幅などの場合を除いて,下層の継目の上に
上層の継目を重ねるようにする。
………………
d, 道路のアスファルト舗装における表層・基層の施工に関する次の記述のうち,適当でな
いものはどれか。 (r2)
(1)横継目の施工にあたっては,既設舗装の補修・延伸の場合を除いて,下層の継目の上
に上層の継目を重ねないようにする。
(2)アスファルト混合物の二次転圧で荷重,振動数及び振幅が適切な振動ローラを使用す
る場合は,タイヤローラよりも少ない転圧回数で所定の締固め度が得られる。
(3)改質アスファルト混合物の舗設は,通常の加熱アスファルト混合物に比べて,より高
い温度で行う場合が多いので,特に温度管理に留意して速やかに敷き均す。
(4)寒冷期のアスファルト舗装の舗設は,中温化技術を使用して混合温度を大幅に低減さ
せることにより混合物温度が低下しても良好な施工性が得られる。
………………
e, 道路のアスファルト舗装における基層・表層の施工に関する次の記述のうち,適当でな
いものはどれか。 (r3)
(1)アスファルト舗装の仕上げ転圧は,不陸の整正やローラマークを消去するために行う
ものであり,タイヤローラあるいはロードローラで2回程度行うとよい。
(2)アスファルト舗装に中温化技術により施工性を改善した混合物を使用する場合は,所
定の締固め度が得られる範囲で,適切な転圧温度を設定するとよい。
(3)やむを得ず5℃以下の気温でアスファルト混合物を舗設する場合,敷均しに際しては断
続作業を原則とし,アスファルトフィニッシャのスクリードを断続的に加熱するとよ
い。
(4)ポーラスアスファルト混合物の敷均しは,通常のアスファルト舗装の場合と同様に行
うが,温度低下が通常の混合物よりも早いため,敷均し後速やかに初転圧を行うとよ
い。
………………
f, 道路のアスファルト舗装における基層・表層の施工に関する次の記 述のうち,適当
なものはどれか。 (r4)
(1)アスファルト混合物の敷均し前は,アスファルト混合物のひきずりの原因とならない
ように,事前にアスファルトフィニッシャのスクリードプレートを十分に湿らせてお
く。
(2)アスファルト混合物の敷均し時の余盛高は,混合物の種類や使用するアスファルトフ
ィニッシャの能力により異なるので,施工実績がない場合は試験施工等によって余盛
高を決定する。
(3)アスファルト混合物の転圧開始時は,一般にローラが進行する方向に案内輪を配置し
て,駆動輪が混合物を進行方向に押し出してしまうことを防ぐ。
(4)アスファルト混合物の締固め作業は,所定の密度が得られるように締固め,初転圧,
二次転圧,継目転圧及び仕上げ転圧の順序で行う。
………………………………………………………………………………………………………
▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼ 解答 ▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲
………………………………………………………………………………………………………
問1
………………
a, (4)「タイヤローラ」ではなく、「ロードローラ」である。
………………
b, (3)「高い方から低い方」ではなく、「低い方から高い方」である。
………………
c, (4)上下層の継目が重ならないようにする。
………………
d, (4)混合物温度が低下しても、良好な施工性が得られる中温化技術を必要に応じて使
用することもあるが、この場合には混合温度の低減は行わない。
………………
e, (3)「断続作業」ではなく、「連続作業」である。
………………
f, (2)
(1)「十分に湿らせておく。」ではなく、「加熱する。」である。
(3)「ローラが進行する方向に案内輪を配置し」ではなく、「ローラが進行する方
向に駆動輪を配置し」である。
(4)継目転圧→初転圧→二次転圧→仕上げ転圧の順である。
★平成28年度以前の問題と解答は、こちらをご覧ください。
Copyright (C) 2023 Hidenori Nakamura. All Right Reserved
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
HOME