(4)土留め工法・その他





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▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼ 問題 ▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲
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問1 土留め工
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 a, 各種土留め工の特徴と施工に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。  (r4)

(1)アンカー式土留めは,土留めアンカーの定着のみで土留め壁を支持する工法で,掘削
     周辺にアンカーの打設が可能な敷地が必要である。

(2)控え杭タイロッド式土留めは,鋼矢板等の控え杭を設置し土留め壁とタイロッドでつ
     なげる工法で,掘削面内に切梁がないので機械掘削が容易である。

(3)自立式土留めは,切梁,腹起し等の支保工を用いずに土留め壁を支持する工法で,支
     保工がないため土留め壁の変形が大きくなる。

(4)切梁式土留めは,切梁,腹起し等の支保工により土留め壁を支持する工法で,現場の
     状況に応じて支保工の数,配置等の変更が可能である。


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 b, 土留め支保工の施工に関する次の記述のうち,適当なものはどれか。  (r5)

(1)ヒービングに対する安定性が不足すると予測された場合には,掘削底面下の地盤改良
     を行い, 強度の増加をはかる。

(2)盤ぶくれに対する安定性が不足すると予測された場合には,地盤改良により不透水層
     の層厚を薄くするとよい。

(3)ボイリングに対する安定性が不足すると予測された場合には,水頭差を大きくするた
     め,背面側の地下水位を上昇させる。

(4)土留め壁又は支保工の応力度,変形が許容値を超えると予測された場合には,切ばり
     のプレロードを解除するとよい。


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 c, 各種土留め工の特徴に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。  (r6)

(1)切梁式土留めは,切梁,腹起し等の支保工と掘削側の地盤の抵抗により土留め壁を支
     持する工法で,掘削面積が広い場合には支保工が増える。

(2)アンカー式土留めは,土留めアンカーと掘削側の地盤の抵抗によって土留め壁を支持
     する工法で,掘削面内に切梁がないので掘削が容易である。

(3)自立式土留めは,土留め壁の剛性によって抵抗する工法で,土留め壁の変形が小さく,
     掘削面内に支保工がないために掘削は容易である。

(4)控え杭タイロッド式土留めは,控え杭と土留め壁をタイロッドでつなげ,これと地盤
     の抵抗により土留め壁を支持する工法で,比較的良質な地盤で浅い掘削に適する。


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問2 その他
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 a,  道路橋で用いられる基礎形式の種類とその特徴に関する次の記述のうち,適当でない
     ものはどれか。  (r5)

(1)ケーソン基礎の場合,鉛直荷重に対しては,基礎底面地盤の鉛直地盤反力のみで抵抗
     させることを原則とする。

(2)支持杭基礎の場合,水平荷重は杭のみで抵抗させ,鉛直荷重は杭とフーチング根入れ
     部分で抵抗させることを原則とする。

(3)鋼管矢板基礎の場合,圧密沈下が生じると考えられる地盤への打設は,負の周面摩擦
     力等による影響を考慮して検討しなければならない。

(4)直接基礎の場合,通常,フーチング周面の摩擦抵抗はあまり期待できないので,鉛直
     荷重は基礎底面地盤の鉛直地盤反力のみで抵抗させなければならない。


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 b, 道路橋下部工における各種基礎形式に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
    (r6)

(1)杭基礎のうち摩擦杭基礎は,長 期的な鉛直変  位について十分な検討を行い,所要の
     支持力を摩擦力によって得られるように根入れ深さを確保する必要がある。

(2)杭基礎のうち支持杭基礎においては,杭先端の支持層への根入れ深さを設計では少なく
     とも杭径程度確保することが基本となる。

(3)直接基礎のフーチング底面は,支持地盤に密着させることにより,滑動抵抗を十分に期
     待できるように地盤に応じた処理が必要である。

(4)直接基礎においては,基礎が滑動する際のせん断面が基礎の床付け面の深い箇所に生じ
     ることから,施工時に地盤に過度の乱れを生じさせないことが基本となる。














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▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼ 解答 ▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲
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問1
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 a, (1)「土留めアンカーの定着のみ」ではなく、「土留めアンカーと掘削側の地盤の抵
     抗によって」である。
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 b, (1)
   (2)「薄く」ではなく、「増加」である。
   (3)「水頭差を大きくするため,背面側の地下水位を上昇させる。」ではなく、「
       水頭差を小さくするため、背面側の地下水位を低下させる。」である。
   (4)「解除」ではなく、「導入」である。
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 c, (3)土留め壁の変形は大きい。


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問2
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 a, (2)水平荷重および鉛直荷重は、杭のみで支持することを原則とする。
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 b, (4)「深い箇所」ではなく「浅い箇所」である。





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